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ホーム九州法医学ワークショップ平成24年11月23日ー 11月24日>三重大学 :井上裕匡


 第4部 法医学に活かす臨床経験

  三重大学
井上 裕匡

 法医学の基本である法医解剖は死因を決定することが主たる目的であり、法医解剖は死体に対する診断(=法医鑑定)に必要不可欠な診察方法と言える。すなわち、法医学と臨床医学の違いは対象が死体であるため治療を必要としないことだけで、法医鑑定は臨床医学における診断同様に正確に行わなければならない。法医鑑定にしろ、臨床診断にしろ、基本はEvidence Based Medicine(EBM)であり、決してExperience Based Medicineではなく、正確な鑑定(診断)を行うための考え方は変わらない。臨床医学での診断学を経験することは法医鑑定に必須ではないが、決して損にはならないであろう。一方、法医学における研究は、臨床医学的視点によってその幅が拡がる可能性を秘めている。

 
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